シリンダー錠の防犯性とピッキングに強い鍵

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鍵を開けられて泥棒に入られる。
よく映画などでも、細い針金を使って侵入するなどと言うのは、見たことのある場面ですよね。
これは現実社会でも頻発しており、空き巣被害にあったという人も珍しくはありません。
これは一時期多発したピッキング犯罪のためにそうしたイメージがあるのだと思います。
なぜその時にピッキング犯罪が多発したのかと言うとそれはディスクタンブラー錠というシリンダー錠が普及しており、このディスクタンブラー錠というのは、大きさの違う板を並べた錠です。
この普及するがあまりにも多かったために、一度開錠できてしまうと、同じタイプの鍵の開錠も用意になってしまったためです。
現在はこの種のシリンダー錠はあまり見かけませんが、古い家などは未だにこのタイプが使われている可能性があるので、すぐに調べたほうがいいでしょう。
とはいえ、シリンダー錠と一口に言っても、どれもがピッキングに弱いわけではありません。
さきほども述べたようにディスクタンブラー錠タイプのものが注意が必要ですが、ピッキングに強いタイプのシリンダー錠もあります。
ロータリーやディンプルといったタイプがそうです。
シリンダー錠は日本の家屋には大変良く普及しているタイプなので、できればシリンダー錠以外の鍵が望ましいですが、選択肢が無い場合もありますので、シリンダー錠しか選択肢が無い場合はせめてロータリーやディンプルというピッキングに強いタイプを選ぶようにしてください。
とはいえ、普通の人にシリンダー錠の種類なんて見分けは付かないでしょう。
ですから専門家に相談して、見てもらうしかないのですが、そうはいっても丸投げするのも不安だと思います。
その際、鍵の防犯性能の目安になるものがあります。
それはCPマークといわれるものです。
これは実地試験を行い、5分以上進入に耐えうるだけの性能がありますという保証マークです。
これは別に鍵だけに使われるものではなく、防犯に関係する建築資材に適用されるのですが、このマークがわたし達消費者側の判断基準になると思います。
ちなみになぜ5分と言う基準値があるのかと言いますと、泥棒は家に侵入するのに五分以上かかると諦めることが殆どであるというデーターから設定されています。